ネットワークビジネス9の嘘

   ネットワークビジネスで失敗する要因について

 

  その1.誰にでも簡単に出来る
 
        まず、冷静になって周りを見ればネットワークビジネスで羽振りの良い知人がいっぱい
        いることになりますが、そんな人は近くにいません。
 
 
        商品を説明し、ビジネスを説明するだけでだれでも参加(購入)してもらえるのならば、
        通常のビジネスだって相当な成功者がいるはずですよね。
         
        そんなに簡単に商売ができるのであれば、大手企業がこの手法うことでしょう。
 
        キーワードは「人脈」。 
 
        早い段階で成功をおさめるには、最初から多くの人脈をもっている必要があります。
        まれに、短期間でトップになる方は他のネットワークビジネスから組織ごと移動して
        尚且つ自分に有利な組織構成に組みなおしています。
 
 
        そして、何よりも重要なのは人を納得させる「スキル」です。                   
                         
        セールスの世界で専門的な学習をされた方でも必ずしもトップ営業マンにはなれません。
        ましてや、素人が初対面の方を短時間で説得できることは困難です。
 
 
      
  その2.世界中の人達が見込み客
 
 
        人が職業を選ぶとき、まずは自分にあった職種を選びます。
 
        学業で理科系でしたら、研究関連だったり、英語が得意ならば通訳を目指すかもしれま
        せん。
 
        当然、思い通りな就職はできないかもしれませんが、だからといってほとんどの人が、ネ
        ットワークビジネスの話を聞いて参加したいという動機が生まれるのでしょうか?
 
 
        実のところ、ほとんどか方がネットワークビジネスをしたがらないと思われます。
 
        出会えるすべての方が見込み客と思い込んでいるだけなのではないでしょうか?
 
 
  その3.セールスではない
        
        セールをしなくても良いからと参加したところ、確かに最初は紹介者を連れて行くだけだっ
        たが数名自分の参加にメンバーが出来たとたん、自分でマネジメントしていこうねぇ。と言
        われ、結局、セールストークのレクチャーを受ける羽目に・・・。
 
        セールスじゃなくて口コミだよって言われても、説得させる話をすることは「セールス」でしょ!
 
        
 
  その4.ABCで簡単に
        
        アップの方、自分、新しいメンバー見込みの方。 というパターンで組織を増やす場合は
 
        アップの方がすでに成功している、すごい人、などといった説明をしておきトークを開始!
 
        もし、それが本当のことでも自分や新しいメンバーがなれる保障をしてもらうわけでもないの
        です。
 
        でも、なんとなく出来るような錯覚に陥るのは、このすごい人が「簡単にできますよ、自分も自
        然にできたのだから・・」というトークに惑わされてしまいます。         
                 
 
 
  その5.商品が勝手に売れる
      
        商品を売るためには、「知ってもらう」ことが重要です。
 
        CMをテレビで流せばなんとなく伝わるかと思いますが、短い時間では商品の特徴までは伝
        わません。
 
        ひとつの商品を5分~30分で説明するテレビ番組もありますが、より膨大な費用がかかり
        ます。
 
        
        でも、小資本でリスクを伴わない宣伝方法がネットワークビジネスの利点です。
 
        経営からすれば、宣伝経費をあまりかけず大きな時間をさいて説明が可能になります。
 
 
        でも考えてみれば、大きな時間をさいているのは参加しているメンバーです。
 
        CMを流さない代わりに、あなたが大きな時間をさかないと商品は売れません。
 
        ですから、勝手には売れないのです。
 
         しかも、報酬は、大きな時間をさいていることへの報酬で無く 「完全なる成果給」です。        
 
 
 
 
  その6.伸びている会社・・・安全 
      
          その企業が、無借金企業であっても自分の組織拡大に直接の影響はありません。
 
                      国内の通常の無借金企業でサラリーマンで働いていても、営業成績は自分が稼動した成
        果に連動して所得は増えますよね。
 
        また、激動の時代世界有数の家電メーカーですら倒産の危機ですから、その会社の将来
        なんて確約できないでしょう。              
        
 
 
  その7.組織を自動構築。ノルマ無し 
 
        何もしなくても儲かります。という連鎖で組織が生まれると、無いもしない人たちの集団に
        なり自動構築だろうが、結局のところ販売は止まります。
 
 
        価値ある商品やサービスを「提供し続ける」からこそ、成り立つのはどのビジネスでも基本
        です。
 
        時間の投資を惜しむと結局「継続性」が難しくなります。
 
        だからといって本業をすぐにでも辞めて集中すれば良いと言う単純な話ではありませんよね。        
 
 
 
  その8.早い者勝ち
 
              一般企業でいえば、先輩営業マンは絶対に後輩よりも成績が良い! と言っていることになり
        ます。
 
        そんなことは無いはずですが、なぜかしらネットワークビジネスだとそうじゃないらしい。
 
        でも、実力の世界ですから早く始めようが、遅く始めようが関係は無いはずです。
    
         早く始めないと、新規開拓が難しくなるよ! というフレーズは「誘った全員が参加になるから」
                     という
 
        条件があればそうでしょうけど。      
 
          どんなビジネスでも、顧客のシェアは、宣伝・ビジネストーク・行動力によって素早く決まるのが
                      基本。
           
 
  その9.決断すれば、必ず成功する
 

           何事においても、「決断」は重要です。

 

        決断から行動が始まるからです。  

 

        でも、その方法が間違っているにもかかわらず、毎回繰り返したところでも成功は難しいで

                       しょう。

      

        断り続けられても、数打てば当たる・・・ なんて

 

    いかがでしょうか? ネットワークビジネスに参加経験のある方ならば、「そうそう」とうなずきながら

    お読みになったことと思います。